葛西の歯医者なら中葛西歯科 
医院名:中葛西歯科 
住所:〒134-0083 江戸川区中葛西5-13-5 1F・2F
2023.12.13

ホワイトニングで歯がもろくなる!?ウワサの真相とは

「ホワイトニングで歯がもろくなる」というウワサを聞いたことはありませんか?
これからホワイトニングをしようと考えている人は、歯へのダメージが気になりますよね。
この記事では、ホワイトニングで歯がもろくなると言われている真相とその理由について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

ホワイトニングで歯がもろくなるのか

ホワイトニングでは、特定の薬剤を使用して歯を白くします。この薬剤によって、人によっては痛みを感じることがあり、その結果「ホワイトニングで歯がもろくなる・歯に悪影響を与えるのでは?」と疑念を抱くことに繋がっています。

しかし、専門家の指導の下、適切な濃度でホワイトニング薬剤が使用されている場合、懸念するような問題は起こりません。現在ホームホワイトニングをおこなっている方も、歯科医師の指示に従っていれば安全です。

そのため、安心してホワイトニングを続けていただいて問題ありません。

ホワイトニングで歯がもろくなると言われている理由

では、なぜホワイトニングで歯がもろくなると言われているのでしょうか。

それは、歯にしみたり歯茎が痛んだりする症状が一時的に起きることから、「歯がもろくなった」と感じる人がいると考えられます。具体的には以下のような理由が挙げられます。

    • 知覚過敏の症状がでやすい
    • 歯茎に痛みが出ることがある
    • ホワイトニング薬剤の成分に対する悪いイメージ

知覚過敏の症状が出やすい

ホワイトニングの後に歯が敏感になる、痛みやしみる感じがすることがありますが、これは一時的な知覚過敏の症状です。

ホワイトニングに使われる薬剤は、歯の表面の汚れや色素を取り除く作用がある一方で、歯のエナメル質が薄くなったり、剥がれることもあります。この結果、象牙質が表面に出やすくなり、冷たいもの、熱いもの、甘いものなどに反応し、歯がしみるように感じます。

ただし、ホワイトニング後の知覚過敏は通常24時間以内には軽減されるため、過度に心配する必要はないでしょう。

ホワイトニングによる知覚過敏については以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:ホワイトニングで知覚過敏になる5つの原因!対処法や予防法を解説

歯茎に痛みが出ることがある

ホワイトニング薬剤が歯茎に触れると、刺激によって痛みを感じることがあります。

歯科医院で行うホワイトニングでは、薬剤を塗布する前に歯茎を保護するため、歯茎への刺激は抑えられます。しかし、自宅でマウスピースを使ってホームホワイトニングをおこなう場合、薬剤の量を間違えると、それが歯茎に漏れてしまい、痛みや荒れを引き起こす可能性も。そのため、薬剤は適切な量を使用し、扱いには細心の注意を払うことが重要です。

ホワイトニング薬剤の成分に対する悪いイメージ

ホワイトニング剤の主要成分である過酸化水素(オキシドール)は、肌に高濃度で接触すると炎症を引き起こす可能性があります。この成分の存在が、ホワイトニングに対して「歯が痛む」という否定的な印象を生んでいるかもしれません。

しかし、過酸化水素を含むホワイトニング剤は、歯科医師の管理の下でのみ使用され、適切な方法と量で施されるため、歯にダメージを与えることはないので安心してください。

ホワイトニングの注意点

ホワイトニングを安心して受けるためには、効果やリスクについてしっかり理解しておくことが大切です。

カウンセリングで不安や疑問を解消しておく

ホワイトニングに伴うリスクや不安を軽減するために、カウンセリング時点で不安や疑問を解消しておきましょう。

ホワイトニングは痛みの感じ方や効果に個人差があります。虫歯がある人、もとから知覚過敏の人、歯の黄ばみが強い人などは特に、自分の状況にあった理解が必要です。

不十分な情報や誤解に基づく不安を避けるためにも、積極的に相談しておくことをおすすめします。

質問内容の例は以下です。

  • どのくらいの白さになるのか
  • 白くなるまでの期間
  • 効果の持続期間
  • 薬剤の適切な量とマウスピースの装着時間(ホームホワイトニングの場合)
  • ホワイトニングのプロセスをきちんと理解することで、施術後の期待と現実のギャップを防ぎ、ホワイトニングに対するネガティブなイメージを改善することが可能です。

ホワイトニング後の注意事項を守る

ホワイトニング施術後に遵守すべき注意点をきちんと理解しておくことは重要です。施術後に避けるべき行動を知っていることで、歯に関するリスクを減らせ、何か問題が生じた場合にも迅速な対処が可能になります。

たとえば、ホワイトニングに使用される薬剤は、歯の表面を保護するペリクルを一時的に除去するため、歯が敏感になります。ペリクルが再形成されるまでには約12~24時間かかるため、この間の飲食には注意が必要です。特に酸性の食品は刺激が強く、「歯がもろくなった」と誤解しやすいので、控えましょう。

ホワイトニング後の食事における注意点は以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

関連記事:ホワイトニング後に色の濃い食事・飲み物はNG!飲食可能なものも紹介

市販のホワイトニング用品は安全?

ホワイトニングの薬剤に含まれる成分が知覚過敏や歯肉の痛みを引き起こしているなら、市販のホワイトニング用品のほうが安全と考える方もいるでしょう。

市販のホワイトニング製品を使った自己ケアでも、歯の表面の汚れを取り除くことは可能です。

ただし、市販の製品で得られるのは元の歯の色までの白さに限られます。より白い歯を求める場合は、過酸化水素や過酸化尿素などの漂白成分を含むホワイトニング製品を使うことをおすすめします。

自己流のホワイトニングは歯をもろくさせるリスクがある

ホワイトニングを検討している方の中には、費用を抑えるためにまずは自分でホワイトニングをしてみようとする方もいます。ですが、自己流のホワイトニングは歯をもろくさせるリスクが高いです。
以下のような自己流ホワイトニングには注意してください。

ネット上の情報をもとにしたホワイトニング

インターネット上では、時折「家庭で簡単にできるホワイトニング」といった内容で、誤ったセルフホワイトニングの方法が紹介されています。例えば、次のような方法です。

  • アルミホイルと重曹を使用する方法
  • バナナの皮を使う方法
  • メラミンスポンジを使う方法

    このようなセルフホワイトニングは、歯にダメージを与えたり、虫歯や知覚過敏のリスクを増加させたりする可能性があるため、絶対におこなわないでください。

    海外輸入の薬剤によるホワイトニング

    海外製のホワイトニング製品を個人的に輸入して使用する際も注意が必要です。

    たとえば、アメリカ製のホワイトニング歯磨き粉やホワイトニングテープ(歯に貼る薬剤付きテープ)には、日本で専門の歯科医院でのみ使用できる成分が含まれていることがあります。使用方法が不明瞭な状態で使用すると、歯が弱くなるリスクも考えられます。

    さらに、日本人は欧米人より歯のエナメル質が薄いため、高濃度のホワイトニング製品の使用によって刺激が伝わりやすくなる危険性も。成分や濃度が不明なホワイトニング製品の個人輸入は避けましょう。

    まとめ

    ホワイトニングで歯がもろくなると言われているのは、薬剤によって一時的に歯が敏感になり刺激を受けやすいことが原因です。しかし、これは一時的なものであり、適切な方法で行われれば歯へのダメージを心配する必要はありません。

    ホワイトニングをする際は、事前に効果やリスクについて理解しておくことが大切です。不安や疑問を解消してから、自分にあった方法で白い歯を目指しましょう。

    中葛西歯科では、主にオフィスホワイトニングと補助でホームホワイトニングを提供しています。「歯を白くしたい」「歯を見せることに自信を持ちたい」とお考えの方は、ぜひ中葛西歯科までご相談ください。

    おすすめ記事

    一番上に戻る
    無料通話 0120-65-9112 24時間WEB予約24時間WEB予約