インプラントと入れ歯の違い
まず、インプラントと入れ歯の違いとして、歯の根っこの代わりになる人工歯根があるかどうかという点が挙げられます。インプラントは、インプラント体を埋め込むため、歯を完全に固定することが可能ですが、部分入れ歯の場合は留め金を歯に引っ掛けるなどして歯を固定することになり、総入れ歯の場合は、床と呼ばれる部分を歯茎の粘膜に吸着させることによって装着しますので、インプラントと入れ歯は、人工歯を固定するという点では大きく違います。
ブリッジとも比較
ブリッジとは、失われた歯の両隣の歯を削って土台にし、両隣の歯に橋をかけるようにして人工歯を被せる方法です。
ブリッジの特徴は以下の通りです。
- 固定されるため違和感を感じにくい。
- 自分の歯と変わりない見た目を回復できる。
- 着脱しなくて良いため掃除の必要がない。
- 土台となる両側の歯を削らなければならない。
- 土台の歯に負担がかかるので清掃性が悪くなる。